「周りの空気を読みすぎて疲れる」
「気になることを周りに話したら考えすぎと言われる」
「一人の時間がないとしんどい」
そんな風に感じる方はいませんか?
もしかしたら、それはHSP:Highly Sensitive Person、いわゆる繊細さんかもしれません。
なんとなく生きづらさを感じている方にお届けしたい本があります。
それは、「繊細さんの幸せリスト」です。
この本には、繊細さん特有の気質とうまく向き合う、付き合うことで自分にとっての幸せを見つけるヒントが書かれています。
もし、
「私って繊細さんかもしれない」
そんな方に、「自分もこの繊細さとうまく付き合っていけるかも」、と勇気をくれる本になっています。
今回はこの本を読んでみた私なりの感想を書かせていただきます。
実はこの記事を書いている時点で、本は半分までしか読んでいません笑。
ただ、共感できる所がたくさんあって、思わずレビューを書きたくなりました。
ぜひ最後まで読んでくださると嬉しいです。
本の紹介

「繊細さんの幸せリスト」
- 著者;武田 友紀
- 出版社;ダイヤモンド社
なぜこの本を手に取ったか
休職中にHSPと気づいた
実はとある事情で仕事をお休みしています。
ただ、休職中でも家事育児は止まりません。
休職中も、家事や育児をきちんとこなそうとして、つい頑張りすぎてしまっていました。
ある時カウンセリングを通して、自分には「人に迷惑をかけてはいけない」「自分が頑張らなければ」という思いが強いことに気づきました。
自分を少しずつ休ませられるようになる中で、ふと「もしかして、私はHSPなのかもしれない」と思うようになったのです。
私HSPだった!と再確認
HSPには4つの性質があると言われています。
・丁寧で、深い情報処理を行う
・過剰に刺激を受けやすい
・感情の反応が強く、特に共感力が高い
・些細な刺激にも反応する
引用元;「敏感すぎていつも不安」なのは「HSP]かもしれません 著者;長沼 睦雄
元々以前からHSPについての本は読んだことがあり、自分はHSPだなとは漠然と分かってはいました。
対処法としては
「一人時間を作ること」
この一択でした。
ただ、休職からカウンセリングを経て、自分がHSPだと気づいた時に思いました。
「もっとこの気質のことについて知りたい」
「この気質を言い訳にするのではなく、うまく付き合っていきたい」
またHSPには4つのタイプがあると言われており、カウンセリング後に、私はHSPの中でも特にHSS型HSPだということに気づきました。
HSS型HSPについては機会があれば記事にしようと思います。
HSPについての本を読み漁る
そこからはHSPについて(特にHSS型HSP)について色々な本を読み漁りました。
どんな時にしんどいと感じるのか、逆にどのような環境だと力を発揮しやすいのか、色々知りたいという好奇心から図書館から借りてきたり、Kindleで発売されている本など色々読みました。
ただ、私が読んできた中でHSP関連の本は、HSP特有の気質に対する対処法が書かれていることがほとんどでした。
(もちろん、探せばそうではないものがたくさんあるとは思いますが)
例えば、
- 電車に乗る時には視界や聴覚を塞ぐことで余計な刺激を避けられる
- 人と会うことでエネルギーを消耗しやすいので、人と会う予定の前後の時間は予定を空けておく
知っていれば、確かに疲れすぎないで過ごせそうな情報です。
でも私は繊細だからこそ、この気質を活かして楽しく、ゴキゲンに生きていけるような本が読みたいと思っていました。
そんな時に偶然出会ったのがこの「繊細さんが幸せになるリスト」でした。
読んでみて共感の嵐
成果主義から一歩外へ
繊細さんは感じる力がとてもあります。
「今日は夕焼けが綺麗だなぁ」
「風が心地いいなぁ」
「喫茶店で飲むカフェラテの泡がたまらない」
など些細な事、でもじんわりと心がほっこりと温かくなるような出来事を敏感に察知することができます。
本の中で武田さんは
「幸せを増やすポイントは成果主義から一歩外に出ること」とおっしゃっています。
現在の社会の中では次のような成果主義が多く存在しています。
「より効率的に」
「より生産性を上げて」
「人の役に立つ」
これらの価値観は客観の世界に存在すること。
ただ、幸せというものは「主観の世界に存在するもの」と武田さんはおっしゃっています。

この言葉にはちょっと衝撃を受けました。
確かに休職以前の私は効率一辺倒でした。
「お迎え行って、ご飯作って、お風呂入っている間に溜まった洗い物をして・・」
「今度小学校に持って行くものは、いついつまでに買おう」
「今から長女を先に迎えに行って、次女を保育園に向かいに行こう、その方が効率的だから」
そうか、幸せは自分の主観なんだ
よく考えれば当たり前のことかもしれませんが、本を読んでみて初めて腹落ちした感覚がありました。
感じる幸せ
本の中で、繊細さんは感じる力が幸せの源になると武田さんは伝えています。
感じる力がもたらす幸せの一部を本の中で紹介されています。
こちらでは割愛しますが、感じる力が強いということは、
小さな変化に気づけること、相手の立場に立って考えられることだと思います。
繊細さんにとっては、どうしても感じすぎて疲れてしまうという一面もあります。
ただ、この感じる力を使って逆に幸せになることもできるのです。

私事ですが、先日弟が出演した演劇を家族で見に行きました。
物語の内容にスッと惹き込まれ、主人公の境遇に思いを馳せ思わず涙しました。
その時にふと思いました。
「演劇をみて泣く自分がいる。それが私なんだ」
今まではこっそり涙を拭いて周りにバレないようにちょっと我慢しながら泣いていたと思います。
でもふと、「泣いたっていいじゃない、それが自分なんだから」、と思えました。
観劇を終えても、作品の余韻に浸って、それぞれの登場人物に思いを馳せて・・・
心が動くと結構疲れるのですが、とても充実した時間を過ごせたと思います。
直感力や繊細さんのエネルギーチャージなど
繊細さんは直感が鋭く、直感を信じて動くことでいい方向に行く場合があると本の中で書いてあります。
ただ、深く考える力もあるので、直感が来ても、
「いやいや、今日はそんなことしていられないよ」
「これはこうするべき」
と思考が、直感の邪魔をしてしまうことがあるとの事でした。
これもすごく心当たりがありすぎて、
比較的最近まで
「あれもこれもやらなきゃいけない」
「夕飯は栄養バランスを考えてきちんと作らないと」
と思考で直感の蓋をしていることが多かったです。
でも最近は、疲れたら主人に
「疲れたので夕飯は作れません」ということができるようになりました笑
そして、「これやってみたい」を以前よりもフットワーク軽くできるようになってきました。
他には繊細さんのエネルギーチャージについても言及されていて、繊細さんはインプットが多くなりがちになるからアウトプットも良いと書いてありました。
私が今まで読んできた本には書かれていなかった「考えすぎることへの対応方法」が書いてあり、読んでいて「なるほどー!」となりました。
(ちなみに今記事を書いているのも、まさにアウトプットしようと思ってです笑)
読んでいて特に共感したこと
繊細さんが、本音を大切にし始めると服装やメイクなど外見が変わる事があるとありました。
「私のことかな」
と思いました。
ちょうど、先月今まで黒髪で一本結びをしていた髪型をボブスタイルにして、久しぶりに髪を染めハイライトを所々に入れてもらったんです。
自分でもすごく垢抜けたと思うし、鏡を見るたびに
「私、いい感じじゃん」
と思えるようになりました。
服装についても、休職以前は白衣の下に来ても問題ないような服装を選ぶことが多かったのですが、この度とてもアメリカンなTシャツを購入しました。
それこそ、仕事中には着ていられないようなカジュアルど真ん中の服です笑
以前の私なら、きっと迷っているうちに売り切れていたと思います。
今は、アメリカンなTシャツを着て
「私、いい感じじゃん」
とニヤニヤしています。
以前あった服装についてのエピソード
大学に入学してダンス部の見学に行ったんです。
その時ユニクロで売っていた企業Tシャツ(カツオ柄のやつ笑)を着て行きました。
自分では面白いTシャツで気に入ってもいました。
後日仲良くなった男性の先輩から、カツオTシャツについて
「一目見て、女としてないなと思った」
と言われたんです。
・・・
そりゃ、カツオTシャツなんて着ていたら誰でも可愛くなんてないかもしれない。
でも、私が新入生歓迎会の時に感じた、
「女の子は可愛くないと相手にされない」
という気持ちが、その先輩の一言で確立してしまいました。
休職以前も、白衣の下に来てもいいような無難なスタイル。
患者さんのお宅に訪問しても問題ないオフィスカジュアルな格好をしていたのですが、今思うととても窮屈でした。
自分が好きな格好したって、いいじゃない
本当にそう思います。
相手の価値観に振り回されるのではなく、自分の主観で幸せを測っていいんだ、と服装について書いてある箇所を読んですごく思いました。

カツオTだって可愛いじゃない!笑
まとめ
まだ半分しか読めていませんが、繊細さんが幸せに生きるためのヒントがたくさんたくさん載っている本だと思って、今回ご紹介しました。
もし今生きづらさを感じている人がいたら、ぜひこの本を一度手に取って欲しいと思います。
きっとすぐには変わらないかもしれないです。
でも、繊細さんが持っている素敵な気質が、あなた自身にあって良かったなと思える日が来る、そう読んでいて思える本です。
ぜひ一度手に取ってみてください。

